お知らせ

おかげさまで展示会を無事に終えることが出来ました。

美術館という場所柄か、落ち着いていてゆっくりと見て頂けたかと思います。

お褒めの言葉もとても励みになりました。

また近いうちに展示会が出来るように頑張りたいと思います。

ありがとうございました。

ステンドグラスというと、ヨーロッパの教会をイメージする人も多いでしょう。確かに、元々ヨーロッパから広まったキリスト教においては、読み書きのできない民のために、聖書の内容の絵を窓に直接描いたものがステンドグラスと言えるでしょう。ロマネスクからゴシックと、窓が大きく取れるようになると、特に日照量の少ない北フランスやドイツで発展していきました。

ヨーロッパからアメリカ、日本へと広がっていくうちに、技法やガラスが変化し、だいぶ趣きが変わってきましたが、土地に根付いたステンドグラスはそれぞれが個性的で美しいと思います。

日本では、宇野澤辰雄や小川三知が大きな土台を作ってくれました。宗教色は消え、住宅の窓や照明に使われると素敵なアクセントになります。また、ステンドグラスは値段が高いと思われがちですが、ステンドグラスは、壊れてダメになるという概念はありません。勿論ガラスなので割れることはありますが、割れてしまったらその部分をそっくり取り除いて、新しく作り直したガラスを入れます。作品は何事もなかったかのようになりますので、1度作れば一生ものです。

 
 

新潟市でステンドグラスの教室、制作販売をしています。ランプ、ケイムは森京子先生、絵付けは志田政人先生に師事し20数年たちますが、今尚指導を受けステンドグラスを楽しんでいます。

ドラマなどでもよく見られるようになったステンドグラスを、多くの人により身近に感じてほしいです。